WordPressをそろそろPHP7で運用しよう
体感できるほどの高速処理を実現
2015年12月3日、PHPの11年ぶりのメジャーアップデート。それもかなり大幅なアップデートが施されたバージョンとなり、変更するだけで処理がかなり高速になるというユーザーにとってメリットのある更新内容となっているバージョンです。
PHP7注目の更新内容
- 新エンジン採用により2倍以上の高速処理を実現
- メモリ使用量を削減
- 各種宣言の採用や廃止
廃止内容も技術者にとってはそこまで難しいものではないとの見解で対応するかしないかで大幅なユーザーの獲得動向の変化が想定されていました。
えぐい言い方をすると
リリースから1年以上を経過した現在でも対応できていないソフトウェアは使わないほうが良いプログラムであり、PHP7にしない理由である「エラーが出るかも」と言う考えは薄れて、これからはPHP7で使うのが標準でないとと言う時期に入ってきており、逆に言うとメジャーなプログラムはとっくに対応が完了している。
と言う事になると思います。
当サイトでは
昨年の早い段階でPHP7に移行を完了しておりますが、70ものWordpressプラグインは正常に稼働しており問題が起こったプラグインに関してはすぐに削除していますし、そこまで使い続ける理由のないものだったと言う印象です。
クライアント様サイトでは
こちらもかなり作業をさせていただいておりますが、PHP7にバージョンアップできないサイトはテーマやプラグインをカスタマイズしていてそれ自体のバージョンアップが出来ず、PHP7に対応したプログラムを導入できていないからと言う通常とは違う理由となっています。
基本通り、Wordpress本体(WordPressは4.4で対応2015年12月8日)をはじめ、テーマやプラグインを最新の状態で運用していれば、問題なくPHP7へのバージョンアップができ、エラーを吐いてしまうプログラムは使い続けるべきか検討をして対応ができるということです。
PHP7は本当にオススメ
低コストサーバーと呼ばれるレンタルサーバーをお使いの皆様には特にですが、Wordpressのテーマやショッピングカートプラグインなどかなり重いプログラムをお使いの場合は、まずはPHP7に変更すると色々なことが改善されると思います。
もし、PHP7に対応できていないレンタルサーバーをお使いの場合は・・・
オススメのレンタルサーバーをご紹介するとしますとXサーバーとなります。 http://goo.gl/jAvxft 私の経験上、Wordpressを色々なサーバーで100以上インストールして試しましたが、結局エックスサーバー(この会社が運営するサーバー)が一番良いと感じています(コスパで比較)。 最近、無料で独自SSL(共有SSLではなく)にも対応しましたのでさらにおすすめ度が増しているサーバーです。
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これは置いておいてWordpressはMySQLとPHPを使ったブログシステムなのでこれらのプログラムが最新であることが理想となります。不具合が怖いというのも運営者としてはあるあるなので、慎重かつ時が来たら大胆に導入を検討してみて下さい。